さかみちの家
坂道と応答する屋根
沿岸部で海岸につながる坂道と建物との関係性をテーマとした計画です。
建物の屋根は道路と同じ勾配を逆配置した形状とし、周辺の景観との調和を図っています。
低層部の屋根は玄関付近で垂直に折れ曲がり、壁へと形状を変えながら隣地からは視線を遮り、アプローチ側は人を迎え入れるようなファサードを構成しています。
室内には施主が旧家屋にて大切に保管していた「仏壇の欄間」と「洗い張り板」を新たな空間に組み込む事で、『今までと、これからの想い出』が調和する思い入れのある空間を目指しています。
エントランス側のファサード
迎え入れてくれるような圧迫感をおさえた外観
坂道と同じ勾配を逆配置した屋根
垂直に折れる屋根が印象的なアプローチ
玄関からリビングまで視線がつながる
玄関で迎え入れてくれる
「洗い張り板」を転用したニッチの膳板
「洗い張り板」を転用したカウンター越しに伸びやかな傾斜天井と想い出のつまった空間が広がります
道路勾配と応答する傾斜天井と窓
採光や景色を取り込み、空間を豊かに彩ります
造作仏壇の「欄間」は旧家屋からの再利用品
欄間敷居とキッチンカウンターは「洗い張り板」を転用
「洗い張り板」を転用したカウンター
造作仏壇が組み込まれた壁
端部を軽やかなディテールとしています
階段上部の高窓
奥行が7mを超える収納エリア
「旧家屋にて保管されていた再利用品」
旧家屋の「仏壇欄間」
LDの造作仏壇に再利用
施主の親御様が使用していた「洗い張り板」
キッチンカウンター,欄間敷居,玄関ニッチ膳板に転用
- 建設地 :神奈川県小田原市
- 用途 :戸建住宅 / 新築
- 構造 :木造在来工法 2階建て
- 敷地面積 :167.65㎡
- 延床面積 :93.79㎡
さかみちの家
坂道と応答する屋根
沿岸部で海岸につながる坂道と建物との関係性をテーマとした計画です。
建物の屋根は道路と同じ勾配を逆配置した形状とし、周辺の景観との調和を図っています。
低層部の屋根は玄関付近で垂直に折れ曲がり、壁へと形状を変えながら隣地からは視線を遮り、アプローチ側は人を迎え入れるようなファサードを構成しています。
室内には施主が旧家屋にて大切に保管していた「仏壇の欄間」と「洗い張り板」を新たな空間に組み込む事で、『今までと、これからの想い出』が調和する思い入れのある空間を目指しています。
- 建設地 :神奈川県小田原市
- 用途 :戸建住宅 / 新築
- 構造 :木造在来工法 2階建て
- 敷地面積 :167.65㎡
- 延床面積 :93.79㎡